Information

上映中! 〜12/30(金)
vol.17『グッドモーニング』
▼上映スケジュール *各本編前におまけ上映
シネマ・ジャック&ベティ
11/26(土)〜12/2(金)
『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』17:45回
12/3(土)〜12/9(金)
『ジムノペディに乱れる』21:15回
12/10(土)〜12/16(金)
『ジムノペディに乱れる』13:15
12/17(土)〜12/23(金) 未定
12/24(土)〜12/30(金) 未定
横浜シネマリン
11/26(土)〜12/2(金)
『手紙は憶えている』15:00回
12/3(土)〜12/9(金)
『記憶の中のシベリア』10:30回
12/10(土)〜12/16(金) 未定
12/17(土)〜12/23(金) 未定
12/24(土)〜12/30(金) 未定

Life works?

横浜を舞台にした連作ショートフィルム「Life works」は、
横浜在住の映画監督・俳優の利重剛と、
映画『ヨコハマメリー』の監督中村高寬が、
2014年に企画製作をスタートさせた、
普通に生きる人々の〈心のひだ〉や〈些細な感情〉を
丁寧に見つめ描く短編映画シリーズです。

 


vol.1『お前と俺』@横浜中華街 老舗バー「ウインドジャマー」

「Life works(ライフワークス)」とは?

「日常を生きる人々の、人生の一瞬を切り取る」というコンセプトで描かれる作品群は、どれも1話完結。長さは5分〜15分程度で、映画本編の前に“おまけ”として無料上映されます。

作品は、一年間で12本を製作し、 ひと月ごとに新作を上映。現在上映館は、横浜・伊勢佐木町にある老舗ミニシアター シネマ・ジャック&ベティと横浜シネマリンの2館です。

“いろんな人が、いろんな想いを抱えて生きている。
そして、自分を生きるということでは、誰もが平等で、主役なのだ──。”


これは、利重剛が一生をかけて描き続けていきたいテーマであり、ライフワークでもあります。そうした想いも込めて、このショートフィルムのシリーズタイトルを「Life works」と名付けました。

vol.2『ともだち』 @戸塚区 ドリームハイツ

鮮やかに切り取られる、人生の一瞬

Life worksのドラマは、よくある起承転結のドラマではありません。

日常を生きる人々の、ある人生の一瞬を、ざっくりと切り取って、差し出してみせるような作品です。

複雑なプロットや伏線、派手な導入部や仕掛けはありません。たぶんにエッセイ的。でも、そこには 「感情」という強いドラマが存在し、共感があります。10分という短い時間でも、人生を描くことは出来ます。

Life worksの作品では、細かいシーンでストーリーをダイジェスト的に追うようなことはせず、ワンシーンを充実させることによって、濃縮された時間を見せます。

O・ヘンリーのような良く出来た小品を目指すのではなく、 普通に生きる人々の〈心のひだ〉や〈些細な感情〉を丁寧に見つめる、いわば、レイモンド・カーヴァーの短編小説のような味わいを目指しています。

vol.7『お刺身』 @中区 横浜橋通商店街

横浜という舞台。あらゆる人がいる街。

Life worksの作品群は すべて横浜を舞台に撮影されています。

内田吐夢や谷崎潤一郎を輩出した大正活映撮影所があったその昔から、横浜は、映画と馴染みの深い街であることはいうまでもなく、映画を作るのにも、最高の舞台です。

多種多様な文化と人生が、日々、この街で交差しています。

歴史も最先端も、上品も猥雑も、静寂も喧噪も、全部ぶちこんでかきまわしてある街。それが横浜です。

すべての人が住んでいて、あらゆるドラマが起る街、横浜。
埠頭で。公園で。バーで。市場で。
この街のどこで、どんな人生が交差して、どんなドラマが生まれるのでしょう。

vol.4『雨の車内で』の舞台挨拶をする利重剛監督と俳優の草野康太さん(シネマ・ジャック&ベティにて)

「おまけ」という魅力。映画館に行く理由。

この企画の大きな魅力の一つは、 “おまけ”上映です。

これは、同じ映画を見るのにも、「あの映画館で見よう」という魅力になります。そしてそれが毎月新作に替わるとなれば、コンプリートしたい人にとっては、毎月一回映画館に行く理由になります。

おまけがきっかけになって、「今月は何を見ようかな」と、映画館で映画を見ることが当たり前の習慣になってくれたら、という大きな夢を込めた企画です。

「ちょっと待てばDVDになるだろうからレンタルで見ればいいや」というのが当たり前、人々の足が映画館から遠のいている時代。タダであっても、そこに行かなければ見られないこの「おまけ」は、 映画館にお客さんを呼び戻す起爆剤になると信じています。

このプロジェクトは映画の未来や街の将来を考える上で、とても大事な価値のあることと信じています。映画が文化であるように、映画館で映画を見ることも大事な文化です。

今も昔も、 映画館という場所は、街の大切な場所であるはずです。

vol.3『なぐさめるということ』 @みなとみらい 国際橋

個性溢れる出演陣、魅力的な音楽

Life works作品に出演する役者たちは皆、「現実に生きているリアル感」を大切に物語の中で生きています。時には、魅力的な利重剛のご近所さんや、横浜や映画に縁のあるキーパーソンにオファーをして出演してもらうなんてことも。

また、オープニングタイトル曲やほとんどの劇中音楽をプリンセス・プリンセスの今野登茂子が担当。
vol.1『お前と俺』や vol.3『なぐさめるということ』では、映画『さよならドビュッシー』で映画初主演し利重剛とタッグを組んだピアニスト 清塚信也が一部劇中音楽を演奏しています

Life worksの中で登場するシーンの撮影場所が地図で分かります。

ロケ地マップ

「Life works」Webサイトでは、映画を見た人がロケ地巡りができるように、ロケ地のマップや、トリビアなどを公開しています。

映画を見て興味を持った人が、それを見ながら、いつもと違った新しい街歩きを出来たらと思っています。これも「拡がり」という大きな目標の一つです。 映画と街が密接に繋がっていることが、「Life works」の特徴です。

このシリーズが5年10年と続き、「この街角でこんなドラマがあった」というピンが、100を越えていった時、 街全体が、壮大なドラマとして浮かび上がってくるのでは、と想像します。

松居大悟監督による「Life works」作品のオーディションを兼ねたワークショップの様子(Life works Studioにて)

プロジェクト2年目の〈目標〉、2年目の〈監督たち〉

2年目の大きなテーマは「拡がり」です。作品の幅をさらにバラエティに富ませること、そして、多くの方々へ知ってもらうことが大きな目標です。

初年度の12本に関しては利重剛がすべて監督し、シリーズの基本カラーとクオリティをコントロールしましたが、2年目からは、さらに様々な色が加わり、賑やかになっていきます。

また、Webサイトにて 「あなたが忘れられない人生の一瞬を教えてください」と、エピソードや脚本の投稿を募り、その中からいくつかを映像化するという新しい試みも考えています。見るだけでなく、観客も参加するという企画は、観客の意識も刺激するはずですし、きっと、他の誰にも思いつけない新鮮なエピソードが登場してくると思っています。

先行プレミア上映の様子(2014年10月 イオンシネマみなとみらいにて)

特集上映

今後は、6作品または12作品をまとめた形で特集上映もしていけたらと考えています。

現在は横浜のみでの上映ですが、様々な 映画祭や、日本全国にあるミニシアターで特集上映してもらったら、またひとつの大きな拡がりが作れるはずだと思っています。

横浜では面白いことをやっているな、ああいうのなら俺たちの街でも作れるな、と、この企画が刺激になり、それぞれの街が地元を舞台に短編を作り、それぞれの街の映画館で上映し、また交換し合えたら、と、夢はどこまでも膨らんでいきます。

作品紹介

作品情報とともに、撮影エピソードやトリビアなどを紹介しています。作品写真をクリックしてください。

vol.1

お前と俺


監督・脚本:利重 剛
出演:神野三鈴 寺十 吾

vol.2

ともだち


監督・脚本:利重 剛
出演:長谷川朝晴 mic

vol.3

なぐさめるということ


監督・脚本:利重 剛
出演:藤井咲有里 芹澤興人

vol.4

雨の車内で


監督・脚本:利重 剛
出演:草野康太 奥野ミカ

vol.5

雨上がり


監督・脚本:利重 剛
出演:中井和味 森谷勇太

vol.6

笑顔


監督・脚本:利重 剛
出演:田中玲 矢柴俊博 他

vol.7

お刺身


監督・脚本:利重 剛
出演:齊藤國男

vol.8

花の名前

監督:利重 剛
脚本:大島智衣
出演:佐藤有里子 優恵 他

vol.9

泣き女


監督・脚本:利重 剛
出演:金澤あかね

vol.10

埠頭、深夜。


監督・脚本:利重 剛
出演:神谷大輔 平岡亜紀

vol.11

ロカビリーさん

監督・脚本:利重 剛
出演:大和田悠太
清末裕之 柴崎真人

vol.12

聞き屋


監督・脚本:利重 剛
出演:松浦祐也 高田聖子

vol.13

再会

監督・脚本:近藤有希
出演:優恵 大島葉子
古厩智之 宝井誠明

vol.14

花瓶の裏

監督・脚本:松居大悟
出演:板橋駿谷 早織
広瀬斗史輝

vol.15

教会の、その前の

監督:利重剛
脚本:澤千尋
出演:舘そらみ 松居大悟 他

vol.16

ストリートレース

監監督:近藤有希
脚本:近藤有希 利重 剛
出演:小林和寿 他

上映中vol.17

グッドモーニング

監督:森日出夫
脚本:利重 剛
出演:高橋長英 上原用子

Next

デビュー

監督・脚本:近藤有希
出演:花島希美 山本政志
安達花穂 福場俊策 他

PEOPLE

Life worksに携わる人々を紹介します!

利重剛

製作・監督・脚本

1962年、神奈川県横浜市生まれ。横浜市在住。高校生の時より自主制作映画に多く関わる。徴兵制を扱ったブラックコメディ『教訓Ⅰ』で大島渚監督より絶賛を浴び、ぴあフィルムフェスティバルに入賞、全国で上映される。翌年、TBSドラマ『父母の誤算』の主演で俳優としてもデビュー。また、岡本喜八監督『近頃なぜかチャールストン』では、主演・共同脚本・助監督もこなす。 1989年『ZAZIE』を脚本・監督。ベルリン映画祭等に出品。 94年『エレファントソング』、ベルリン映画祭NETPAC賞、サンフランシスコ映画祭ゴールデンゲート賞(グランプリ)を受賞。 95年『BeRLiN』、東京国際映画祭、ロッテルダム映画祭等出品。 02年『クロエ』、ベルリン映画祭コンペティション部門招待。 他に、ミュージックビデオやCMの演出、エッセイの連載など、マルチラウンドに活躍中。 俳優としても定評があり、出演作多数。近年の主なテレビ出演に、『坂の上の雲』『龍馬伝』『相棒』『ATARU』『半沢直樹』『クロコーチ』など。

中村高寛

製作

1975年生まれ。1997年、松竹大船撮影所よりキャリアをスタート、助監督として数々のドラマ作品に携わる。 99年、中国・北京電影学院に留学し、映画演出、ドキュメンタリー理論などを学ぶ。帰国後、在日中国人監督である李纓に師事し、映画『味』(03年)、『靖国 YASUKUNI』(08年)などの助監督を務める。 06年に映画『ヨコハマメリー」で監督デビュー。 横浜文化賞芸術奨励賞、神奈川文化賞未来賞、文化庁記録映画部門優秀賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞・審査員特別賞、藤本賞新人賞など9つの賞を受賞した。 またテレビ朝日テレメンタリー「横浜秘史 ハマの鹿鳴館の変遷』(06年)、報道発ドキュメンタリ宣言『OH!パンダフル』(09年)、NHKハイビジョン特集『終わりなきファイト』(10年)などテレビドキュメンタリーも多数手掛ける。 最新作は4年の時間を掛けたドキュメンタリー映画『ヘンリミトワ 禅と骨』。2017年公開待機中。

今野登茂子

オープニングタイトル曲,音楽

清塚信也

音楽・演奏

mic

vol.2『ともだち』出演

草野康太

vol.4『雨の車内で』出演

藤井咲有里

vol.3『なぐさめるということ』出演


芹澤興人

vol.3『なぐさめるということ』出演


中井和味

vol.5『雨上がり』出演

森谷勇太

vol.5『雨上がり』出演

田中玲

vol.6『笑顔』出演

佐藤有里子

vol.8『花の名前』出演

優恵

vol.8『花の名前』出演

大島智衣

vol.8『花の名前』脚本・出演

小林和寿

vol.8『花の名前』出演

神谷大輔

vol.10『埠頭、深夜。』出演

平岡亜紀

vol.10『埠頭、深夜。』出演

大和田悠太

vol.11『ロカビリーさん』出演

柴崎真人

vol.11『ロカビリーさん』出演

ロケ地MAP

『Life works』プロジェクト

企画・プロデュース:利重 剛,中村高寬 製作:有限会社大丈夫/人人フィルム 脚本・監督:利重 剛,松居大悟,近藤有希 脚本:大島智衣 他 製作協力・応援:フルフォレストファクトリー,ジェイ・フィルム,DIOSスタジオ,シネマ・ジャック&ベティ,横浜シネマリン,横浜みなと映画祭 助成:アーツコミッション・ヨコハマ
 
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